おかしなものが自宅に届く・これってストーカー?
ストーカーといえば、つきまといや執拗な電話・メール攻撃というイメージがあり、
自分がされていることがストーカーだと判断しにくい場合もあります。
ストーカーにもいろいろなやり方があり、
人によって行動パターンはさまざまです。
今回ご紹介したいのは、自宅に届く不審物についてです。
身に覚えがない荷物が届くという経験がある方は、
もしかしてストーカー被害に遭っているかもしれませんよ。
中身も実に多彩で、性的趣向が現れる場合もあります。
精液が入ったコンドーム、
動物の死骸、
猥褻なおもちゃ、
汚物など、
気持ち悪いものばかりです。
ストーカーはそれを見たあなたを想像し、
勝利を味わったような気分になるのです。本当に陰湿ですよね。
でも、実際に起こっていることで、
ストーカー被害が深刻化するほど、こうした事例が身近なものとなるのです。
身に覚えがない荷物は受け取らないことも大事ですし、
もし受け取ってしまった場合はすぐに警察に通報しましょう。
ストーカーの心当たりがあるなら、それも合わせて被害届を出します。
箱や中身に加害者の指紋などが残っているでしょうし、
精液ならすぐにDNA鑑定ができます。
怖いと思っている間に、また何か届くかもしれません。
警察はすぐには動いてくれないでしょう。
それでも、そうした被害を受けた事実を記録しておいてもらうことも、
大変意味があることなのです。
1つ1つの積み重ねが大事。きっといつかは警告などを出してもらえます。
ストーカー被害に遭っている人は諦めず、根気よく届け出をしてください。
たまに見受けられる事例は、電話やメールがなくなって、
ストーカーが諦めたかなと思った頃、不審物を送りつけてくるパターンです。
平穏を取り戻したかのように見える日常が、あっという間に汚されてしまうのは、
誰だって不快だし、不安や恐怖でいっぱいになるでしょう。
静かになったのは、次なる作戦に移る前だと思った方がいい。
ストーカーに一度なってしまったら、後戻りすることはなかなか難しいものです。
不審物を受け取った後に、それを処理しなければならないのも自分。
虚しさと悔しさでいっぱいになりますし、恥辱な好意ですよね。
それを楽しむストーカーがいることも、きちんと理解しておいてください。
そんなことは自分に起こらないと思ってはいけません。
ストーカーの世界は闇。それに巻き込まれたら地獄。
地獄を見ないように、
不審物を絶対に受け取らないことから始めましょう。